わんわんギャザ

愛犬とのドタバタライフ

ワンコの仮病!?

こんにちは。

 

福が来てからというもの、治療とケアにつきっきりで、兄ワンコの茶々くんは

『はい、ちょっとそこどいてー』

『わかった、わかった、後でねー』

『ちょっと待ってねー』

『ハウスしててー』

と、蚊帳の外。

 

それでも渋々いう事を聞いてくれていました。

 

3週間程たったある日、カッカッカッと茶々が咳をしたんです。

真冬だし、空気も乾いてるからかねぇ。なんて話しながら抱っこして背中をさすってあげました。

 

その日からたびたびカッカッと聞こえてくるんです。

『手離せないから待っててね〜』

カッカッカッ

『大丈夫?』

カッカッ

『後少しで終わるからねー』

カッカッカッ

『……。』

日を追うごとに長時間咳をするようになりました。

 

もしや、これってケンネルコフ?

 

ケンネルは【犬舎】コフは【咳】という意味のワンコの病気です。

犬舎で流行し、子犬がかかりやすいと言われています。

 

福がかかっていて茶々にうつったのかも……。

 

茶々くんは一日中カッカッカッカッ苦しそうに咳をしています。

 

福くんはというと、ケロリンチョ!!

家に来てからセキのセの字もしてないし!

 

どうゆーこと?シロウトにはわかんなーい……。

 

2匹連れて動物病院行こうかなぁ?

あー、どうしよう……。

 

茶々くん苦しそう。かわいそう。

でも食欲あるし、具合悪そうじゃないんだよなー。

咳してるだけで……。

 

でも、手遅れになったら嫌だから病院行こうっと!

 

 

その時、長女が

『ちょっと、待てい!!』

えっ?何⁇何⁇

『こいつ、ママいない時は咳しないよ。仮病だね』

『だってワンコだよ。仮病って人間だけじゃないの?』

『今だってカッカッ言ってるじゃん』

『まぁ、いいから出かけるフリしてみ』

『ラジャ』

『じゃあ、行ってくんねー。お留守番よろしくー。』

ドアをパタン。

 

しばらく聞き耳を立ててみたら

あれれー?おかしいな〜?

咳してない!!

 

『ただいまー。』

カッカッカッ!!

 

こいつ、仮病やん!!

 

先生ー!茶々くん仮病使ってまーす!

 

お腹抱えて笑いましたよ。そりゃあ、もう。

 

かまってもらいたい一心で、2週間近く嘘の咳してたなんて!!

 

バレてしまったのを悟ったのか、その後からは咳出ません。あー、賢いわぁ。

 

 

仮病で気を引かなければっ!と思わせるほど

さみしくさせていたんです。

アホ飼い主です。

深く深く反省です。

 

こんな私にあふれるほどの愛情を注いでくれるワンコたち。

 

私は幸せ者です。